フレンドファインダーフレンドファインダーブログ

2008年03月02日

通り過ぎる人々

「別れればいいじゃん。」


いとも簡単に彼女は言って
コーヒーをこくんと一口飲んだ。


「はぁ?なんでそんなこと簡単に言うのよ。
 ひとがこんなに苦しんでるって時に。」

「だから言ったんじゃないのよ。」


「・・・・・・・・・・・・・・・・」





「そんなに苦しんでるから言ったのよ。・・・・でしょ?」

彼女は「そんなこともわからないの?」と言いたげに
ため息をついて足を組み替えた。




「でも・・・・・好きなんだもん。」

小学生じゃあるまいし
わたしはなんて幼稚なことを言っているんだろう。
でも本当に好きだった。




「ふうん。じゃあ耐えなさいよ。4回目の浮気くらい。」



彼女はまたため息をついて足を組み替えた。

「耐えられるわけないじゃないの・・・好きなんだから。」

「だったら別れれば?」



彼女はうんと顔を近づけてこう言った。


「これはね,とても簡単なことなのよ。
 難しくしているのはあなたなのよ。わかる?
 だってそうでしょう? 
 他人の心を操るなんて不可能なのよ。
 浮気し続ける彼に耐えるか
 浮気し続ける彼と別れるか
 それだけのことよ。」


彼女はこう続けた。


「ついでにね,
 こんな簡単なことを決められない理由も教えてあげる。
 あなたはね,耐えるか別れるかを決められないんじゃないの。
 あなたにもう心がないってことを
 信じられないだけなのよ。」


わたしは人目も憚らず
おんおんと声を上げて泣いて,
彼女はよしよしと頭をなでてくれた。



おんおん泣きながら
「涙がもったいないな。」
と思い始めている自分がいた。











お願いします♪

『Blog Ranking』
 


よろしければこちらも♪

Natural Breeze *Links*


 

フレンドファインダー フレンドファインダーブログ