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2007年08月26日

今日,近所の学校と地域とで行うバザーのようなものがあった。
毎年,輪番制で行っているもので,
フリーマーケットが出されたり
各学校のクラブの発表が行われるなど,
比較的大きな行事である。

今年もたくさんのお母さんたちが手伝いに来てくれた。
手伝いに来てくれたことはとてもありがたいのだけれど・・・。



お母さんたちの中にもグループのようなものがあって,
たった何時間かでも,耳を疑うような会話が何回も聞こえてきた。

「わたし,あの人と一緒ならやらない。」
「このテーブルだれの?車で運ぶかい?あ,あの人の?だったら置いておこう。」
「ねぇ,あの人何時からくるの?来たらすぐ交代してもらおっと。」



子どもの前でこういう会話が平然とされる。



大人にだって合う人,合わない人がいるのは当たり前だし,
好き嫌いもあるだろう思う。
でも,子どもの前でしていい話と悪い話がある。



あるお母さんが言った。

「先生,もうね,1年生のときからなのさ,ひどい目にあったの。
 もうどう頑張ってもあの人との溝は埋まらないのさ。
 ごめんね,先生。でもどうしようもないの。溝は深いの。」

そうなんだろうな,と思う。
よほどのことがあったのだろうし,それはそれは深い溝なんだろうと思う。

大人同士は同じクラスで毎日勉強するわけではなし,
口を利かないでおこうと思えばできるのだから
深い溝だろうがなんだろうがなんとかなる。

問題は子どもなのだ。



子どもが教室でどんな会話をしているか
お母さん達は知らない場合が多い。



「うちのお母さん,あんたのお母さんやだって言ってたよ。」
「先生,お母さんね,役員あの人とならやらないって。」
「そういえば,うちのお母さんと○○ちゃんのお母さんは
 いつも長電話してるんだよ。△△くんのお母さんのこと言ってるよ。」



子どもの話なのでどこまで正確かはわからないけれど
こういう調子で,子どもならではのストレートな会話がなされる。
ストレートな会話というものが,どれだけ相手を傷つけることになるか
まだ知らない子ども達。
こういうことは,けんかや言い合いどころか,
いじめにつながる恐れもある。



いじめを無くすためには
子どもに「努力しなさい。」と言うだけではなく
まず大人が気をつけなけらばならないと思う。



溝ができないように言葉を選ぶ努力
相手の立場や気持ちを理解しようとする努力
失敗や間違えを許そうとする努力
溝ができても修復しようとする努力
自分のやったことを省みる努力
溝ができてしまった人たちを
フォローしようという周りの努力
大人という立場や責任を考えて
子どもの耳に余計な話を入れない努力




当たり前のことだと思われるかもしれないが,
本当の本当に子どもというのは
身近な大人を見て育つのである。

もちろん,わたしも身近な大人の1人であるから
優しく強い大人でいられるように努力し続けようと思う。







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この記事へのコメント
いじめのなくならない大元は、社会→大人→親→母親なんでしょうか…
幼い子供の子育ては肌で感じられる距離でが大切だと思うから、大人は感情でなく理性がお手本となって欲しいと思います。

幼い大人が多い背景を考えてしまいました。
正論を言う事は書く事も説く事も簡単かもしれません。自分も大した人間でありませんから(笑)
だけど、それを理念や目標とすることが大切な事なんじゃないかと思います。

幼い感情の親 未熟な感情の親
これだけを言うと、反発される意見が多い事も今時なのか 少し寂しいですね…

理不尽? 不公平?
今 自分のできる事を一生懸命やろうと思います。
Posted by ルーン at 2007年08月27日 21:24
>ルーンさん

感情をちゃんとコントロールできない大人が増えているなと思います。

全体的に大人が幼くなっている気がします。

わたしももちろん,偉そうなことは言えませんが,子どもにとってどうすることが一番いいのかを考えていきたいと思います。

一緒に頑張りましょう。
子どものお手本となれるような大人になれるように。
Posted by at 2007年08月27日 21:56
 

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