フレンドファインダーフレンドファインダーブログ

2008年08月10日

夫が家にいる。。。

いつもだったら夏休み中でも部活のために
朝6時には家をでる夫。
わたしがぼーーーっと7時30頃に下へ降りていくと
だんなが「今出て行きました。」という雰囲気がする。

飲みかけのコーヒーのあたたかさだったり,
脱いだハーフパンツの置き方だったり,
カーテンの開け方から
「今日は余裕を持って出て行ったな。」とか
「今日はそうとうな寝坊をしたな。」ということがわかる。


普段からわたしたち夫婦は
お互いの予定をあまり知らせないため
今日のようにぼーーっと起きていったとき
だんながキッチンからヌボーッと出てきたりすると
わたしは相当びっくりする。

「うわっ。なんでいるのさ。」
「今日休みだって。」
「こんなに晴れてるのに?」
「そう。毎日晴れ続けて休みがなかったから
 みんな疲れてきててさ,
 休みをあげようかってことになった。」
「ふうん。」
「コーヒー飲む?」
「うん。」
「秋は?今日なにするの?」
「なんもない。べつに。掃除するくらい。」
「ふうん。」
「あ。洗剤とかトイレットペーパーを買いにツルハに行くけど。」
「ふうん。じゃ,一緒に行こうかな。」
「あ,そう。ありがたい。重たいから持って。」
「うん。」



こういうごくごく当たり前のように思われる会話は
共働きで,子どもがいなくて,
超自由主義&放任主義の我が家にはめずらしい。


だから今日はなんだかとても楽しい。
夫と掃除をして夫とツルハに行く,ただそれだけの幸せ。






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Posted by 〜秋〜 at 09:33Comments(0)ヒトリゴト

2008年08月08日

お母さんの葛藤

Yちゃんのお母さんと話をした。

夏休み中にYちゃんにお勉強を教えるのは
今日が最後だったからだ。

お母さんは知っていた。
「うちの子,勉強,やっぱりきついですか。」
と言葉を選びながら尋ねてきた。

怖いのだろうと思う。
わたしがなんていうのか,
うすうす感じてはいても怖いのだ。

彼女は正直にいうと
学力的には5年生のレベルには全くついていけない。
お医者さんにみてもらってはいないが
たぶんLD(学習障がい)だろうということは予想がつく。

LDの場合,日常生活だけを見ていると
ちょっと幼いかな?とか,
年下の子と遊ぶことが多いかな?と
感じるくらいで,そのほかは同じ学年の子とほとんど変わらない。
だから親御さんも学習障がいがあるということに
気付かないのが普通だ。

ただ,中学年から高学年くらいになってくると
テストで50点とれるかとれないかくらいになってくるので
「大丈夫かしら。」と心配になる。
でも,「勉強が苦手なだけなんだ。」と思い
「もっと頑張らせなければ。」と思う。
そして,能力的に厳しいのに,
その学年の勉強を必死で教え込むようになる。


「お母さん,Yちゃんね・・・」
わたしは思い切ってきりだした。
彼女のためだ。

ここからは彼女のプライバシーに関わるので
詳しくは書かないが,
彼女の現状とわたしの見解を正直にお話してみた。
もちろん,お医者さんではないので
LDかもしれないという,勝手な予想は口には出さなかったが。


お母さんはうんうんとうなずきながら
とても真剣に話を聞いてくれた。

そして
彼女にとって
今わたしたち大人は何をしてあげるべきか
一緒に考えて,行動にうつしていこうと約束できた。


お母さんは
「先生,ありがとうございます。」と言って
わたしに水色の扇子をくれた。
「毎日,暑いから。」と。



本当は二次障がいが出る前に
Wisk-Ⅲという検査にかけるべきなのだが,
夫(中学校の特別支援学級教諭)が,
お母さんの気持ちを考えて
ゆっくり寄り添いながらすすめたほうがいいと言ったので
もうすこし時間をかけようと思う。


Yちゃんは今日,
「7段がちょっと早く言えるようになったね。」
と自分から満足そうに話しかけてきた。
毎日苦手な7段を一緒に暗唱したからだ。

「もっと先生と2人でやりたかったな。」
と言って,ごほうびのチョコレートを口に入れた。



わたしも,もっと彼女と2人でやりたいのにな,と思った。

一斉に学級で指導をしていると
Yちゃんだけにずっとはついていられない。
放課後少しでも勉強を見てあげたいけれど
会議会議会議でそんな時間はない。


夏休みがあけたころ
彼女はまだ7の段を暗唱できるだろうか。
お母さんの葛藤や不安を
わたしも一緒に抱えてあげらえるだろうか。












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Posted by 〜秋〜 at 18:35Comments(0)教育

2008年08月07日

鬱病への理解

鬱病で突然帰国してしまった外国人の男の子からメールがきた。



「いつか元気になったらメールするから。」
と言っていたので
「もう回復してきたのかしら?」
と思いながらメールを開いた。


「うそ・・・・・・。」


メールを読みながら,わたしは思わず声に出してつぶやいた。


「今月の末に,日本にもどろうと思う。」
そう書いてあったからだ。


彼の国はとてもとても小さな国で
貧しい人々も多いけれど,
家族で力を合わせて
つつましく幸せに生きているという。


そういう国だから
鬱病でも,みんなに支えてもらいながら,
ゆっくり静養できるのかもしれないと
わたしは勝手に思っていた。


でも,それは違った。
鬱病患者がいないために
全くと言っていいほど鬱病に対する理解がなかったのだ。

彼は会う人会う人に
「なんで帰ってきたの?」
「頑張りがたりない。」
「せっかく行ったのにもったいない。」
「ただのホームシックでしょう?」
「心が弱いからそういう気持ちになるんじゃない?」
「せっかく行けたのに,帰ってくるなんて,わがままだね。」


彼はお父さんやお母さんにさえも
「困ったねぇ。」
「なんとか頑張れなかったのかい?」
と言われたという。



彼は非常にショックを受けたのだろう。
「日本に帰りたい。日本人はみんな優しかった。」
と書いてあった。
ついこの前まで
「もう日本には来ないと思う。」と言ってたのに,だ。


日本人の中で生活することで
その生真面目さや厳しさや細かさに疲れきった彼。
やっとのことで国に帰って
鬱病なんて気の持ちようだ!と理解されなかった彼。


本当に彼は帰ってくるのだろうか。


鬱病が病気であることを
彼の国の人々が理解するのは難しいのかもしれないが,
果たしてそんなにすぐに日本に帰ってきて
大丈夫なんだろうか。


「居場所がない。」という彼。

わたしの妹が手首を切ったとき
「わたしの生きる場所が見つからない。」
と泣きじゃくっていたのを思い出す。








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Posted by 〜秋〜 at 20:11Comments(0)ヒトリゴト

2008年08月06日

8月6日 Yちゃんと教室にて

Yちゃんと毎日1時間だけ勉強している。


いわゆるグレーゾーンと呼ばれる子どもである。


特別支援学級に在籍するほどではないが
通常の学級だと学力面ではかなり厳しい子どもだ。


彼女はとてもわたしを好きでいてくれているので
「夏休み中にさ,一緒に勉強する?」と聞いたとき,
「ほんと?!いいの?!するする!」
と喜んだ。

彼女のお母さんも大喜びで
「お願いします。」と送り迎えをしてくれている。



今日は小数のかけ算と漢字をやった。


「はちたすろくはーーー」

「8+6は?」

「んーーーーとーーーー。たりないなぁ・・・。
 せんせ,手かして。」

こんな具合だからかけ算を1問やるのにも
すごく時間がかかる。


漢字も同じだ。

「けんがく・・・・けんがく・・・・。」

「忘れちゃった?」

「けんがくってなんだっけ。」

「みてまなぶことだから,見ると学ぶっていう字だよ。」

「みる・・・・・・みる・・・・・・・。」


それでも,彼女はとても真面目に取り組む。

わたしの顔をのぞきこみながら
とても楽しそうにお勉強をする。







突然,2人きりの教室に
ぼおん・・・・・と鐘が鳴り響いてきた。

チャイムではない。外からだ。


「なんだろう。」とわたしが言ったとたん
Yちゃんが目をくりくりさせて答えた。

「せんせいが言ってたやつじゃない?」

「なに?」

「だって,きょう,ろくにちだし,朝だよ。」

「あ!」

時計を見たら8時15分だった。

「あのさーばくだんのやつ。かわいそうなさー。」


わたしは慌ててテレビをつけた。
そしてしばらく2人で広島市長のお話を聞いていた。

きっと彼女には難しすぎてわからなかったと思うけれど
彼女もだまったままじっとテレビの画面を見つめていた。



「これさ,みんなもみてればいいのにね。」

「そうだねぇ。」




夏休み前にわたしが話した原爆の話を
Yちゃんはちゃんと覚えていて
「みんなも観てればいいのに。」と言ってくれた。


本当に大切なのは
こういうことなのだろう。









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Posted by 〜秋〜 at 21:27Comments(6)ヒトリゴト

2008年08月04日

夫め!

夫がにげた。





昨日の夜のわたしたちの会話はこうだ。


「ねぇ,明日ひま?」

「いや,ひまではないな。試合もあるし。なんで?」

「遅くまでかかる?なんかおいしいもの食べに行かない?」

「うぅ~ん。たぶん,試合のあと仕事すると思う。」

「ふうん。そう。じゃ,いいや。また今度ね。」





そして今日。

私が学校から帰ってくる途中に信号待ちをしていると
夫が自転車を猛スピードでこぎながら
こっちに向かってくるではないか。

ジーンズにTシャツ。



夫よ,
キミの学校の野球のユニフォームは
いつからジーンズになったのだね。




わたしは車のスピードを落として
窓を開け叫んだ。

「ちょっと!どこ行くのっ!」

夫はちらりとこっちを見て
にっこりと笑い
大きく手をふって言った。

「飲みに行ってくるから!」






幸せそうな夫め。
明日は二日酔いで苦しむがいい。








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Posted by 〜秋〜 at 20:50Comments(2)ヒトリゴト

2008年08月03日

寂しい日に

時々 とてつもなく寂しい日が突然きて
はて,どうしようかな,と思う

それはなんの前触れもなく来るし
なぜ寂しいかはもちろんのこと
どうしたら寂しくなくなるかも
皆目検討がつかない

なぁんか すごく寂しいんだけど
なんでなんだろーなー

こんな感じだ



天気が悪いからでもなければ
別に暇なわけでもない
メールが誰からもこないからじゃないし
友達だって誘えばきっと遊んでくれる




でも そういう日は
決まって一人でいたいのだ

まるで
「どうせなら 寂しさのどん底まで連れてってくださいな」と
神様にお願いしているかのように
クッションを抱いてソファーに座り
空をぼーっと眺めていたりする


もちろん泣いたりなんてしないし
苦しいわけでもない
そういう種類とはちょっと違う寂しさなのだ



今日はちょうどその日で
かなり長い間空を眺めていたけれど
飽きてきたのでピアノを弾いた


自分でいうのもなんだけど
それはそれは
素敵な演奏だった






久しぶりにストレートにしたの。





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Posted by 〜秋〜 at 18:56Comments(0)ヒトリゴト

2008年08月02日

先生助けて

先生助けて から始まっている日記の返事が書けないでいる。

夏休みが始まる前の日に
ある女の子がわたしに出した日記だ。


詳しくは書けないが
おうちの中がぎくしゃくしているらしい。
おばあちゃんが同居してから
少しずつ家が変になってしまったと書いてあった。


「先生は,いつも
 苦手な部分は誰にでもあるんだから
 助け合いなさいっていうけど
 うちの家族は助け合わないので
 おかしいと思います。」
と書いてあった。


大人には大人の事情があって
子どもよりそれはずっと複雑で
生きてきた年月が長い分
もう曲げられない自分というのもある。

そしてなにより
大人はもう疲れちゃっていて
人のことを考えたくても
自分のことで精一杯だったりもする。



先生助けて

彼女にかけてあげる言葉が
今ひとつ思い浮かばない。







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Posted by 〜秋〜 at 06:27Comments(2)子ども
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